こんちには、mimiです。
中高一貫校の春休みの課題については何度か触れています。
中高一貫校に行くと決まったらの記事にも書きました。
だから、何もしない中高一貫校の中学新1年はいません。
お問い合わせから、春休みの学習と1学期中間テストは関係ないのか、というような質問をいただきました。
即答で、春休みに課題以外の学習をしっかりこなした子どもとそうでない子どもの差は思いっきり出る、と言えます。
だって、同偏差値帯の子の集まりですよね、入学予定の中学校は。
スタートダッシュが速い子、勢い良い子が勝つのは自然なことです。
受験後にお尻をバチバチ叩くことが苦手なので、書いていませんでしたが、不安な保護者さんや当人がいると分かればわたしはわかる限り何でも書きます。
おそらく、mimicを読んでくださっている子どもが通うぐらいの偏差値帯の中高一貫校の1年1学期の全科目平均点表を実際にアップします。
これを見て、どう感じるのかは読んでくださってる人次第です。
テスト内容を見ていないから、良い悪いはわからないと思います。
でも、似たような集まりの中、こんな風に個票というのは出され返却されるんだ、と思うだけでも身が引き締まるはずです。
一番一般的な成績表を選びましたので、学校により違いあれど、どこもこれぐらいまでは詳しくわかるようになっていますのでしっかり見てください(特に子ども)
・春休みに課題以外で勉強した先輩の勉強法や問題集
・本物公開!とある中高一貫校の成績表(平均点や点数分布)
・同レベルの子ども達の中で頭一つ抜け出るには
中学1.2年生は私自身、そこまで自分を追い込まず「やるべきことはやって、やりたいこともやる」生活をしていました。
でも、それは何十年も前の中高一貫生の形かもしれません。
現在、一貫校でそれなりの順位にいる子どもが春休みにやっていたことは参考になりそうなので、参考にしてください。
入学準備!春休みに勉強した先輩の勉強法や問題集を紹介
どの先輩も課題は出ていますので、その課題をベースにした学習をしています。
自分たちがやるべき課題がどのあたりまで先取りしているか確認して、最低そこまでは課題以外の問題集を使って勉強していました。
現在、成績上位の中高一貫生の大半はこんな感じです。
言うまでもなく、そんな子たちは一定単元までほぼノー勉強でもついていける訳です。
課題をとりあえずこなした子とスタートラインが違うことは明白。
わたしは、あまりガツガツ勉強しすぎると6年もある一貫教育で最後に息切れを起こしそうで怖い、という思いがあります。
だから、慣れるまでは徐々に行こう、と言ってしまいます。
でも、目標ある子や第一志望不合格で見返してやる気がみなぎってる子には、それなりに春休みに負荷をかけます。
要は「悔しいならトップになれ、そのための勉強は何か考えろ」ってやつです。
この子は、数学と英語だけ市販問題集で先取りしていました。
学校課題は他校より少なめで、かなり早く終わってました。
その分、自分で本屋さんで見て「できそうな問題集」を購入したそうです。
そしてmimicの自習室でも家でも目標を決めて勉強を進めていました。
本人が言うように、わからないところはまずスタディサプリで授業動画を見て、理解し、解いていました。
家でもそのようにしていたようです。
もうすぐ中学1年生が終わり2年生になる子。
定期テストでは、英語は、学年上位30位以内を常にキープ。
数学も50位以内をキープしています。
彼女が春休みに利用していた問題集はこちら☺
隙間時間を活用もできるスタディサプリの活用を考えているならこちら☺
いつも言いますがスタディサプリは、リアルタイム(かそれ以上のクオリティの)授業を自分が思い立った時に見ながら勉強できるという利点があります。
やみくもに問題集をするより、どんな科目も授業を見て、納得してからやってみる方が効率よく頭に入り定着します。
暗記もただ暗記するだけではなく、理解をしてからする暗記は頭に残ります。
こういった理由から実際私自身も定期的にスタディサプリの授業内容を見て、納得の上で子どもにも生徒にも勧めています。
イヤホンをして、帰りの電車で見る子もいます☺
隙間時間に、思い立った時いつでも見られる・できる・わかるから中高一貫校も取り入れていってるんだと思います。
中高一貫校の成績表(平均点や点数分布)を公開
偏差値に関係なく、中高一貫校によくある成績表です。
個票ってこんな感じなのか、というものを新中学1年になる皆さんやママはまだわからないと思います。
実際見る事で、「こんな風に分析されるんだ」と気持ちが引き締まってくれたら、という思いから公開してみます。
本人・学校の先生の許可ありです。
スタンダードすぎて勝手にどうぞって感じでした(本当に基本に沿ったような個票です)
【中学1年1学期中間テストの個票例】
ちなみに、地元公立中学もこの書式で、わたしの頃もこんな感じでした。
ママも見覚えあると思います(;・∀・)
学校により、この横や上にクラス順位や学年順位がしっかり刻まれています。
確認すべき場所はここです。
・自分はどの得点の場所にいるのか
・最低最高得点は何点か
・平均点は何点か
・平均がないなら自分には何が足りなかったのか
この学校の驚くべきところは、それなりに難易度の高い数学幾何と膨大な範囲だった歴史で平均点が70点を越えているところです。
これには通学している本人もmimic生も声を上げていました。
さすが。
これに尽きました。
いや、本当にしっかりと勉強してきたな、と。
対照的に平均点が悪いと個人的に思ったのは国語と古文ですね。
恐らく、手が回らなかったのかな、と推測しました。
予想通り、期末テストでは平均が20点近く上がりました。
難易度もありますが、個票で分析し、自分の出来なかった勉強をするのが中高一貫生(または保護者の皆さん)です。
だから、だいたい知ってる学校だと成績は2分化していきます。
真ん中ぐらいの子がいなくなってきます。
もちろん、平均点当たりの分布がすごい、つまり平均点ぐらいの子が大半の学校もあります。
なにが言いたいかというと、自己分析ができないと、勉強をしても成績が上がらないのです。
成績表が返却されたら、せめて平均点を取らないとヤバい、という感覚を持ってください。
甘いわたしでも、中学3年生あたりから厳しく言いますからね。
だって、行く大学がなくなってきますから。
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同レベルの子ども達の中で頭一つ抜け出るには
中高一貫校は、入試で合格した子の集まりです。
つまり、みんなそれなりに勉強に自信があったり、同じくらいの勉強ができる子どもということ。
これまでのように、地域の子が通う公立小学校と同じに考えていてはいけません。
頭一つ抜け出る勉強法なんて、正直、思い浮かびません。
でも、やるべきことはわかります。
・授業をしっかり聞く
・その日のうちに復習をする
・課題は全部正解、納得するまでやる
・定期テスト2週間前から意識する
定期テスト前に慌てないために、普段、課題や復習をしっかりして欲しいのです。
上位を狙うなら1週間前より10日前、10日前より2週間前から暗記科目などの確認に取り掛かってほしいと思います。
中学1.2年の定期テストやベネッセ学力推移調査テストなどは、スタディサプリや市販問題集、【進研ゼミ中学講座】や【中学生のためのZ会の通信教育】などの通信講座での自学で十分通用します。
それはmimicのみんなや私の息子が証明しています。
お金をかけて通塾しなくても、授業への向かい方と課題やテスト前の心構え、自学精神を培うことでリーズナブルにトップに居続けることはできますからね。
上位にいたいなら、上に書いたことを必ず意識してください。
余裕があれば、予習です。
余裕もないのに予習まで考えなくていいです。
まずは、学んだことを定着させることが第一ですからね。
まとめ
今、ちょうど、一部中高一貫校が学年末テスト中です。
ほとんどの学校が終了しましたね。
皆さん、よくできましたか?
中高一貫にすでに通ってる人で今回、もし不出来だったら、新しい学年に向けて早めにスタートダッシュをかけていきましょう。
4月にまず、ベネッセ学力推移調査がありますよ。
いつも言います。
普段の勉強がしっかりできていれば、このテストは十分できるはず。
でも、もし不安ならば、スタディサプリなどを利用した復習授業を聞いたり、1年分のテストを解きなおすのも効果がありますよ。
上手に活用し、勉強のコツを自分なりに早くつかんだ子が勝ちますからね。