こんにちは、mimiです。
小学校入学までの幼児教育や、入学後低学年の間にやっておくべきことを今もよく聞かれます。
パズル道場や玉井式国語的算数教室の記事に書きましたが、わたしの一押しの習い事はこの2つです。
低学年の間にわたしが息子たちと遊んだおもちゃや本などについては、こちらを参考にしてください☺
今日は、具体的に「公文式ってどうなんですか?」という質問が多いので、中学受験と公文式の関係をわたしなりに考察してみました。
と、いうのも、我が家の息子、長男は公文教室に約2年通っています。
次男は、半年英語だけ通いました。
一応2人とも、関西最難関と呼ばれる中高一貫校に合格しました。
・中学受験と公文式の関係
・受験算数に公文は効果があるのかどうか
・公文式をやめるタイミング
mimicの中学受験生も、4年生までは公文式をしていた、小学校にあがるまでは公文教室に通っていた、公文なんて知らない、などなど色々な子どもがいます。
狭い世界の統計ですが、わたしなりの見解・考察ですので、信ぴょう性はどうだかわからないです(頼りなくて申し訳ない)
公文式に通い、最難関中学に合格した子、通わず合格した子を持つ親としての1つの意見です。
参考になればうれしいです。
中学受験と公文式の関係
わたし自身、就学前から小学3年まで約4.5年公文式に通っていました。
当時は宿題が多すぎて、吐き気がするほど嫌いでした(笑)
が、4年で中学受験の塾に行くようになり「あの鬼のような宿題しておいて良かった」と思いました。
圧倒的に計算が速かったんです。
周りの誰よりも早く正確に計算できる爽快感。
女子は算数で苦戦する、と言われがちな中学受験算数ですが、わたしは数字に拒否反応を起こさず比較的スムーズに全単元クリアできました。
この、自分の体験から、別に受験をさせる気はなかったけど、計算は速くできた方がいい、という思いだけで長男は公文式にお願いしました。
2年から4年途中まで通ってたと思います。
公文式は中学受験算数の勉強に害悪?!
これ、めちゃくちゃ聞かれるんです。
中学受験の算数は、数をこなせば早く終わるとか、そんなものではありません。
しっかり考えて、頭を使って、閃(ひらめ)きなんかも重要。
公文式の計算をこなす算数とは対極なのは間違いありません。
もし、公文式をしていたことで算数の勉強の邪魔になっている子どもがいるならば、それはその子に合ってなかったのかな、と思います。
思考や発想力の部分と、そこから立式して計算する部分はちょっと違うと思うんです。
じっくり考え、図表を書き、条件なども書き込み、この解き方だ!とわかったら、あとは正確な計算をしたらいいんです。
この計算部分が、速く正確な方がいいというのは理解できると思うんです。
公文式が弊害になってしまう子どもは、流れ作業のように計算してきたクセをそのまま受験算数に出してしまうのでしょう(でもそんなことあるのか?!)
実体験から言うと、全然害悪じゃないし、むしろ役立ちました。
息子2人を比較しても、長男が圧倒的に計算力が高いです。
というか、同じ時間内にこなせる問題量が全然違います。
次男が不出来なのではなく、長男の処理能力が高いんですよね。
算数力は変わらないのに、同時間内でこなす量が違うということは?
「計算が速い、そして正確」
ここに辿り着きます。
公文式はどの辺りまでやらせるべき?~塾への切り替え時期や進度~
ここからは、公文式ありきのママからの質問です。
5年生まで公文式って子どももいます。
まあ3.4年生までが1番多いです。
公文式って教材がA.B.C…とありますよね。
H教材は範囲で言うなら中学の連立方程式や因数分解です。
中学受験の算数で、いまのところ「X.Yの概念」は持ってはいけないと言われてるはずです。
一部生徒が通う塾ではけっこう取り入れてるところもありますが、基本、受験算数は方程式を使わず解くのです。
便利な方程式を覚えると、算数としての学習が鈍る可能性はあります。
量ばかりこなすことより、方程式のやり方を覚え、小学生らしい解の導きができないことになる方が弊害かな、と思います。
学校によっては途中式を書かせるところもあります。
方程式を書いていたら、大きなマイナスになるはずです。
でも、これもまた、たとえ微分積分範囲まで進んでようと大丈夫な子がいます。
割り切って、受験算数は受験算数としてしっかり解ける子がいるのも事実です。
切り替えができない子は、方程式に入る前にいったん中断した方がいいかもしれません。
中学受験が終わった今時期(3月)にまた始めたら、中学に入ってから計算がスムーズかな、と思います。
まとめ
お問い合わせからもあったので、記事にしてみました。
わたしが知る限りですし、わたし自身の体験談も併せて紹介しました。
公文式は確かに「詰め込み」かもしれません。
でも、数字に拒否反応起こさないようになりました(自分談)
何より、計算ではだれにも負けない・漢字テストは任せて!と自分に自信が持てました。
わたしや、息子にとってはプラス要素が多かったので、一部否定派がいらっしゃることすら知りませんでした。
どんな幼児教育も習い事もぶっちゃけ、本人次第です。
何もしてなくても、灘中合格なんて山ほどいます。
その時々にやっていることを、しっかり集中してやることが大事なのではないでしょうか。
結果は結果論であって、それが全てではないとわたしは思います。