こんにちは、2019年中学受験で第三志望に合格した新中学1年生です。
わたしは、6年の4月に中学受験を決めました。
受験まで1年もない時期に決めた受験。
中学受験のことを何も知りませんでした。
わたしはまだ12年しか生きていません。
でも、きっとこんなに頑張ったこと、無理をして辛い道に進むことはこの先ないはずです。
それぐらい、毎日のちゃんとした記憶が曖昧なくらい通り過ぎていく感じでした。
大変だろうと言う予想はしてましたが、わたしの予想なんてとんでもなく楽観的なものだったと、今、思います。
・6年春に中学受験を決めた理由
・学校の普段の成績で考えてしまった自分
・勉強する中で辛かったこと
・6年からの受験勉強がどれだけ大変か
全部自分で体験し、思って考えたことです。
もし、6年から中学受験を使用と考えている人がいたら参考にしてください。
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6年の春に中学受験を決めた理由
わたしが6年の春に中学受験を決めた理由は、とても単純なもの。
一番仲良くしている子が、中学受験をすることは知っていました。
6年生になる前の春休みに、久しぶりにその友だちと遊んだとき、彼女の志望校の文化祭の写真を見せてもらいました。
文化祭の楽しさや、先輩たちの優しく面白いところを写真を見せながら教えてくれたんです。
「わたし、この学校で頑張りたいんだ!将来は食品開発の仕事がしたい!」
すごく大人に思えました。
そして、写真に写る友だちもその学校の人もすごくイキイキしていて「中学受験なんてしんどいだけ」と思っていた気持ちが一気に吹っ飛んでいきました。
「○○ちゃんと同じ学校には行けないけど、わたしも中学受験したいな」
その場でそう言いました。
たぶん、現実を知っているから友だちは「無理!大変だよ、今から1からなんて」って言いました。
嫌味とかじゃなくて、心配してる感じがしました。
その時のわたしには何にもわからず、わたしでも合格できる学校で、友だちが素敵だと思う学校名を聞いたりしていました。
6年から始める中学受験の決意を親に伝える
帰宅してすぐには、親に中学受験したいとは言いませんでした。
公立中学で入りたい部活があったんで、春休みの間にもう少ししっかり考えようと思ったんです。
友だちが目指すような難しい中学には行けないけど、もしかしたら合格できるチャンスある学校にもその部活があるとわかりました。
新学期が始まった4月、わたしは夕飯のときに両親に「どうしても中学受験をして○○中学に行きたい」と言いました。
両親どちらも、最初は笑って「何言ってんの」って相手にしてくれませんでした。
でも、毎日何度も言うので、本気だと伝わりました。
もともと、母はけっこう教育熱心だから、早速いろいろ調べ始めました。
父は、チャレンジだけでも良い経験になる、とまさか合格するなんて全然思ってない感じでした。
学校の普段の成績で考えてしまった自分
わたしには、根拠のない自信がありました。
1年から5年まで、学校の成績は「オールよくできる」で、テストでは100点が多かったんです。
中学受験をする友だちと同じか、それ以上の点数を普段から取っていました。
今考えると、友だちは学校のテストにそこまで力を入れてなかっただけですが(-_-;)
中学受験が特別なことをするという事すら知らなかったんです。
そんなわたしは、どうしても中学受験する子が通う塾に行きたかったんです。
入塾できない?!6年からの中学受験希望者はお断りの塾ばかり
早く入塾して、中学受験のみんなと並びたい気持ちがあるのに、よく名前を聞く塾は全部入塾を断られました。
6年での入塾は、他の塾で一通り受験の勉強をしてきた基礎ができている子の転塾ぐらいしか受け入れてませんでした。
小学校の100点なんて関係ないと、そこで初めて知り衝撃でした(笑)
1つだけ、地元の中学受験生も受け入れている塾が入塾テストを受けさせてくれました。
わたしは意気揚々にテストに挑みましたが、結果不合格。
あまりにも難しくて心が折れそうになりました。
わたしには、高校生の兄がいます。
兄が落ち込むわたしを見かねて、色々聞いてくれたんです。
個別塾で6年からでも中学受験の勉強を1から教えてくれる塾が2.3ありました。
母がリサーチし、そのうちの1つに通塾することになりました。
その時のわたしの志望校は、偏差値60の中堅以上と言われていた学校でした。
個別塾の先生は、まず、中学受験のイロハから始めないといけないと苦笑していました。
勉強する中で辛かったこと~全然覚悟がなかった自分に気付く~
小学校の勉強が簡単ぐらいに思っていたわたしは、まず、中学受験の算数で思い切り躓(つまづ)きました。
これが「特殊算」と言われるものか。
小学校の教科書には一切ない、見たことも聞いたこともない公式や立式、求め方。
他の科目も大変だったけど、算数が一番大変でした。
こんな事をスラスラと、友だちはしていて、それで学校の勉強もしていたことに絶望した暗い衝撃でした。
こんなにわからなかったことがなかったわたしは、初めて勉強で泣きました。
みんな、3.4年からコツコツ毎日基礎から応用、また基礎をして、って感じで勉強してきたことを、
君はいきなり6年から始めるから、これは当たり前。
そんな覚悟もなく受験って言ってたの?
時間がないから、志望校をしぼって、科目もできるだけ2科か3科にして戦略的に勉強しないと間に合わない。
泣いてるヒマなんて君には1分もないよ。
泣くなら今やめた方がいい。
もっと難しくなるし、受験は算数だけじゃないんだから。
大手の塾に通っている子たちの4.5倍勉強して、それでやっと対等に話ができるかな?ってくらいだよ。
今日から毎日10時間以上勉強できる?
できないならやめた方がいいよ。
本当に時間が全然ないんだから、しっかりしよう。
無理ならやめよう。
もっと覚悟を持ってきてると思った、と厳しく言われました。
でも、6年から頑張って志望校に合格した先輩の話をしてくれたり、とにかくやるしかないという事をコンコンと説いてくださいました。
そして、わたしに言った言葉は本当だとも仰いました。
・3.4年から受験勉強をしてる子どもの4.5倍勉強する
・1日10時間勉強する
・泣くぐらいなら受験は辞めるべき
わたしは、この3つを守れば合格できると信じ、これに近い勉強をここから毎日しました。
個別塾・家庭教師・家庭学習での中学受験勉強
話し合いの末、夏休み前には志望校を決めていました。
試験問題には傾向やクセがあるらしく、志望校が確定していたら、ピンポイントでその学校が出しやすい傾向問題をひたすらできるからです。
暗記が苦手なわたしは、4教科受験の学校は避け、第一志望・第二志望は2科目受験できるところにしました。
第三希望だけは3科目受験でした。
やっぱり中学受験で算数がないところはないのか、ってちょっと残念でした。
個別塾で算数対策
上に書いた個別塾で90分授業を3コマ、週に3回取ってました。
6年で初めて規則性やつるかめ算のレベル。
最後の方は週に5回通いました。
わかってくると、面白く、今では算数が一番好きです。
この個別塾の先生に国語対策の家庭教師の先生を紹介してもらいました。
それがmimi先生でした。
家庭教師(mimi先生)と国語対策
家庭教師と書きましたが、わたしがmimicに出向くことの方が多く、模試前や体調不良のときはmimi先生に来てもらいました。
国語は元々嫌いではなかったので、算数ほど辛いとかしんどいはなかったです。
でも、それも模試を受けるまで。
小学校のテストしか知らなかったわたしは、中学受験の問題集を使って勉強しても50点も取れません。
入塾できなかった塾の公開テストを受けに行ったりもしましたが、1回で辞めるようにmimi先生に言われました。
あまりにも酷い結果で、モチベーションが下がるからです。
秋に過去問を始めたとき、2度目の国語絶望期到来。
得意科目と思っていた科目の偏差値30.40台は本当に嫌になりました。
mimicの先輩の言葉に救われた
集団塾に行けないわたしは、mimicが唯一先生以外の学生(先輩だけど)と触れ合える場所。
しかも、中学受験の先輩ばかり。
模試結果を見てはメソメソするわたしに、よく声をかけてくれました。
関西1番の中学と言われるところに通う人や、中学受験で全部不合格だった人もいて、色んな意見が聞けました。
とても力強い言葉でした。
小学校しか知らなくて、100点が当たり前だったわたしに、受験のテクニックや諦めない心、要領良く息抜きをすることを教えてくれました。
すごく感謝してます。
これから受験する人に、わたしはきっと言います。
・満点じゃなくていい
・諦めないこと
・息抜きを上手くする
家庭学習で理科暗記対策
理科以外にも漢字や文法は家庭学習で対策しました。
そのとき、算数の先生からもmimi先生からも勧められたのがスタディサプリです。
スタディサプリで理科の授業を見ながら、付属のスタディサプリテキストをタブレットで解きます。
それから、市販の問題集で暗記。
わたしが一番よく使った問題集です☺
理科が苦手な人や、5.6年から始める人に合ってると聞きました。
他の理科の問題集はこちらを参考にしてください。
理科の計算問題や思考問題の難しい所は、スタディサプリの授業を見て、わかりにくい所を整理してから、個別塾かmimi先生に教わってました。
スタディサプリだけで理解できれば、次のステップへ、という風に活用していました。
6年でようやく授業を受けることになったけど、内容は塾の講義と変わらない上、月に980円でこの授業が見放題というところがオススメだと、わたしの母に熱く語ってました。
母は、アプリ学習否定派でしたが、今は率先して見るように言います。
それぐらい、わたしにはピッタリ合っていたようです。
スタディサプリで中学受験の講義の復習をしてみようと思った人はこちらからどうぞ☺
資料請求もできるし、ここを読んだら6年生のわたしでもすぐに仕組みやかかるお金がわかりました!
6年からの受験勉強がどれだけ大変か
ここまで読んでわかると思いますが、あまりにも無知すぎたわたしは、本当に毎日10時間近く勉強する努力をしました。
睡眠時間などで、実際そんなにはできていません。
でも起きてるときは常に勉強してました。
みんなは3.4年生から、こんな難しいことをしてきて受験に挑むのに、わたしはたった1年で挑むのだから、本当は寝る時間すらないと思ってました。
合格したいと言う気持ちが、しんどい気持ちより上でした。
だからわたしは、続けられたと思います。
大手の集団塾を一切見ず(見させてもらえなかったんですが)他の受験生のカリキュラムや進度・成績を気にせず、自分なりのペースで勉強を勧められたからこそ、6年から始めた受験勉強で合格を勝ち取れたのだと思います。
まとめ
3校受験して、1校だけ合格しました。
最終的に3校とも同じくらい行きたい学校だったので、大満足です。
最初の2校は緊張と、算数が難しく感じてしまって、その後の国語に影響してしまいました。
3校目は最後ということもあり、リラックスして受験会場に行けました。
あまり好きではない理科もありましたが、合格最低点どころか、合格平均点を越えていました。
最初に行きたいと思った偏差値60の学校は受験しませんでした。
それでも合格した学校は偏差値59の学校で、倍率などから最初に受けたかった学校と同じくらい難しい学校と言われました。
6年生からの勉強で偏差値60近い中学に合格できたことは、わたしにとって大きな自信になりました。
わたしの場合ですが、6年から始める中学受験勉強で大事なことをまとめます。
・算数と国語から逃げない
・3.4年から通塾していた子の何倍も学ぶ
・起きてる間できるだけ勉強する
・集団塾の進度を気にしない
・模試結果に一喜一憂しすぎない
・自分が良いと思った学習法は貫く
わたしの場合、良い個別の先生に恵まれたこと、その2人からリーズナブルなアプリ学習スタディサプリを勧められ、それが自分にハマったことが幸運でした。
大手集団塾に行かず、塾生が過去問をする中、まだわたしは新単元を習ったりしていました。
スタディサプリを活用したり、きっと、ずっと中学受験勉強をしてきた子が見たら合格するわけがないと思う進み具合とやり方だったと思います。
自分に合う先生・問題集・アプリ学習、諦めない心が合格できた理由だとわたしは思っています。
わたしはこれから中学受験するみんなに、前に習えじゃなくて、自分に合う勉強や学習法でクリアしたらいいよ!って言いたいです。