こんばんは、mimiです。
中学受験、その後って気になりますよね。
わたしの息子は中学の1年間、全く勉強できていませんでした。
もちろん、成績も悪く順位も悲惨なものでした。
今日は、中高一貫校に入ったけど深海魚(停滞しっぱなし)になってしまっている子どもさんがいる人に向けて、成績がUPする環境、理由なんかを書こうと思います。
わたしの息子の中学受験は失敗でした
息子はチャレンジ校に通っています。
チャレンジ校に合格して失敗とかふざけてんの?
そう言われるかもしれませんが、息子の様子を見ていると、とてもじゃないけど良かったと言えませんでした。
第一志望に行けなくて、しばらく心ここにあらず。
だから勉強しなくていいなんて事はないのですが、中学2年生までは放置することに決めてました(中学2年ならなんとかする自信がある塾経営しています)
結果、中学1年生の間ずっと3桁順位。
後ろに10数人いるぐらいでした。
担任の先生が気さくで面白い方なんで「まあ、なんとかなるでしょう!」と、いつも笑ってました。
なんともなりませんでしたが。
2時間以上かけて毎日通う学校。
周りからは「良かったね」と言われる毎日。
なんというか、いろいろと13歳の息子には、受け止めきれなかったんでしょう。
結果、とんでもない成績を積み重ねていました。
転機は中学2年生になったとき
中学2年になって、なんだかいろいろ変わりました。
部活をしていて、何度も言いますが遠い学校なんで朝早く夜遅い生活。
会話はありますけど、公立中学の問題作成の確認をお願いしたり、スマホのこと聞いたりするぐらいです。
そんな息子が、1学期中間テストでいきなり学年10番以内に入りました。
それまでは100番台でしたから、嬉しいもなにもびっくりしました。
勉強してたのか、と思うぐらいテスト勉強している気配がありませんでした。
心境の変化があったのか、いろいろ聞いてみました。
結論、友だちなんですよね。
2年生になって、本当に信頼できる友だちができて、この学校に来てよかったと初めて思えたようです。
友だちはとても優秀だったようで、自然と感化されていった感じ。
部活も2年生が中心になってきて、言いたいことが言えるようになり、あらゆることが好転していったんでしょうね。
「友だち」と「環境」
勉強に取り組む状態にないと勉強しても伸びないんだなって改めて思いました。
昔から国語が苦手な子でしたから、Z会のコースも2年生になってからスタンダードからハイレベルに移行して頑張っていました。
Z会の詳しいことについては実際利用している内容を詳しく書いたこちらを参考にしてください。
難関大学の受験対策なら Z会の通信教育
現在高等部ですが、中学2年生からの成績は30番台キープ。
調子がいいときは10番台。
特に数学は数学ⅡやBの心配をしていましたが絶好調です(単科なら3位以内です)
数学はZ会のトップレベルコースで先取りをしていました。
現在は国語のみの利用ですが、学年またぎができる講座は有難いです☺
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思春期の子どもの成績は親がどうにかできるものではない
成績の停滞が心配なかったと言えばウソになりますが、息子にはいっぱいいっぱいの偏差値の学校ですから覚悟をしていた部分もあります。
それでも見たことがない点数、順位に最初は驚きました(2学期後半には慣れましたが)
自分自身そうだったし、塾で多くの子どもたちを教えてきて思うのは、親が必死になっても全然子どもには伝わらないということ。
中には天使みたいな子がいますから、そういう子は伝わってますけど。
10代の中高生に親の想いは負担・不満になるだけ、というシーンをたくさん見てきました。
学習環境、子どもを取り巻く人間関係が変われば子どもが一番変わります。
人間、どんなことも環境一つで大きく変わるところを目の当たりにした瞬間でした。
子どもの気持ちが勉強に向かないと成績は伸びません。
人間関係の中には良き先生・良き先輩がいます。
息子の場合、行きたい大学がかなり明確になったようです。
・憧れの先輩
・尊敬できる先生
・ストレスのない友だち関係
・目標になる学校
これらが揃えば学力はぐんぐん伸びるかなと思います。
こればかりは、親や周りが調整できるものではありません。
精神的に成長してきたら、そういう環境に飛び込む子も多いので、なかなかそんな風に好転しないときは心の成長を待つしかないと思います。
まとめ
第一志望不合格、希望の学校に入ってゴールした気分になっている子に、どうやって勉強させようか。
こんな難題はないと思います。
思春期の彼ら、彼女らは、もう自分で問題の山を乗り越えていくときに差し掛かってしまっています。
本人が越えないといけない山を目の前に、逃げるのか、登る努力をするのか、手を貸してくれる誰かがそばにいるのか。
私立中学に行って一番素敵なことは人との出会いだと、わたしは思っています。
困難にぶつかったとき、今も、大人になっても良き先生、先輩、友達がいるかいないかで、人間ずいぶん人生が違ってくるものです。
わたしが住む場所はとてものどかな良いところですが、視野が狭いところがあります。
息子みたいなタイプは外に出して良かったと思います。
「いい子ちゃん」で通っていた狭い場所より、自分以上のいい子ちゃんだらけの場所で、置いて行かれて挫折も存分に味わって良かったんです。
親の出番はグーンと少なくなります。
子離れの時期ですね(´・ω・`)
さみしいですね。
おすすめです(∩´∀`)∩難関大学の受験対策なら Z会の通信教育