こんにちは、mimiです。
今日は、智辯学園奈良カレッジに実際に子ども3人を通わせているママにお話を聞きました。
長男中学受験、長女次女小学受験で入学しています。
長男長女は卒業、次女だけ在校生です。
このお家はもちろん一人目の長男くんが入学し、智辯学園奈良カレッジが好き・良い学校・自分の子どもに合うと判断したので長女、次女も入学させた流れですね。
関西でも、奈良県や近鉄大阪線沿いの方でないと、志望校に入らない立地にあるかもしれません。
また、新設校の部類になるので、これからの学校ということで様子見している人、気になることがあり躊躇している人などもいるようです。
奈良県では奈良県五條市に兄弟校である元祖智辯学園があり、和歌山県に智辯和歌山がありますので、馴染み深い学校でもあります。
甲子園常連校でもあり、特に智辯和歌山は文武両道のイメージを持たれている方が多い気もします。
自然いっぱいの広大な土地に立派な新しい校舎に、奈良県南部よりにはない「私立小学校」ができたということで、県民や近い都道府県の人たちはけっこう注目していました。
・智辯学園奈良カレッジってどんな学校?
・智辯学園奈良カレッジのクラス分けについて気になる人
・智辯学園奈良カレッジの修学旅行について知りたい人
こんな人に読んで欲しいことを書こうと思います。
この学校が気になっている人は是非最後まで読んで検討してみてください。
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智辯学園奈良カレッジってこんな学校!
2004年に開校した若い学校ですが、上に書いたように歴史ある兄弟校がありますので、知っている人は「智辯」と聞けば「ああ!」となる学校です。
実際、わたしが学生時代にも兄弟校を受験した友だちがたくさんいます。
偏差値的には智辯和歌山が一番高く、智辯学園奈良カレッジは智辯和歌山を追うような形の授業ややり方をしているようです。
智辯学園系の宗教について
智辯といえば辨天宗。
ここは、奈良県民でなくても知っている人が多く、あまり聞き慣れないことから「新興宗教?」と不安になる人が多いです。
わたしの友だちも卒業生がたくさんいますが、この宗教を信仰している子はいません。
別に家がカトリックじゃないのにカトリック系の学校に行っている、と同じぐらいの感覚です。
話を聞いたお家も辨天宗ではありません。
智辯学園奈良カレッジのバスの定期代
智辯学園奈良カレッジには専用バスがあり、これを利用して通学する子もいます。
定期代をときどき聞かれますがさすがに知りません(笑)
今回聞いてみると、2018年現在、1年で6万6千円だそうです。
智辯学園奈良カレッジは2学期制
大きな特徴の1つとして挙げられるのは、3学期制の学校が多い中、2学期制を採用しているところでしょうか。
夏休みが短いな、という印象を受けます。
2学期始業式は9月最初と他の中学と変わりませんが、3学期始業式も終業式もなく、2学期中間テスト、期末テスト、学年末テストのような感じで流れています。
わたしが知るカレッジ生はみんなおおらかでのびのびした子が多いせいか、2学期制を窮屈に感じてる様子はありません。
3学期制の中学生が「しんどそう」と思うだけのようです。
1時間授業は60分
わたしの時代の智辯は1時間授業が70分でした(五條智辯)
もうそれだけで敬遠してしまう子どもがいる反面、甲子園常連や大学進学率の高さから勉強熱心な奈良県北西部から南部の親には強い支持を受けて来た学校というイメージがあります。
智辯カレッジの1時間授業は60分です。
うちの息子の中学や公立中学は50分。
10分の差が中高一貫6年となると積み重なり大きな時間になるとわたしは感じています。
授業や課題について
先生によって授業の厳しさは違うようですが比較的厳しめかな、と話を聞いて感じました。
課題と宿題は多いですね。
これだけで定期テスト対策になると思いますので、逆に言えばこれを丁寧にこなしていれば大丈夫だと思いました。
オリエンテーション合宿
中学入試が終わり、晴れて入学した新入生が一番最初にみんなでお泊りする合宿が春にあります。
昼は学校で普通に授業、夜は宿泊施設で、という具合です。
宿泊施設で新しい仲間と親睦を深めながら、主に家庭学習の仕方を学ぶそうです。
放任主義校に通っている息子持ちの母親としては非常に羨ましい話です。
智辯学園系列は面倒見の良さで昔から有名です。
入学時の偏差値からは考えられないような大学に進学させてくれる学校なんですよ。
五條の智辯学園だけの時代からそうでした。
非常に熱意ある教員が揃っていて、特に智辯和歌山を追う智辯学園奈良カレッジは国立私立名門大学への進学率を上げることに注力していることで知られています。
奈良県下の大手塾で智辯カレッジの説明をする時に、この親が望むような大学への進学率の良さを語らぬ塾はないのではないかな、と思います。
(息子の塾の中学説明会のときは智辯カレッジの国立大進学率について大々的に取り上げ語られていました)
智辯学園奈良カレッジのクラス編成について
驚くことなかれ、この学校はなんと中学受験の成績順にクラス分けされるのです。
これは賛否あるかと思いますが承知で進学した家庭にとっては、1つの大きな指針・目標になります。
小学部と一緒になるのは1学期中間テスト後からで、最初は内部進学者とは全く別クラスになります。
入試成績上位者からA組、B組と分けられます。
塾が同じの仲良しだったりすると少し気まずいようですが、チャンスはあります。
定期テストで、クラスの入れ替えがあります。
中学受験塾に通っていた皆さんなら覚えがありますよね?
塾内テストでクラス分け。
これと同じようなシステムで切磋琢磨させ、向上心をつけさせてくれる学校なんです。
入試でB組になったら、1学期中間テストで頑張れば、A組になれるのです(逆も然り)
主にAの下位とBの上位の入れ替わりが激しいと聞きました。
これは学年によって固定だったり、入れ替わったりいろいろだそうです。
また、クラス替えも定期テストごとの入れ替えがある学年も、年間1.2回の学年もあると言ってました。
学年団の考えなのか、学校の方針なのかは知らないということです。
指名補習制?勉強合宿
現在中等部2年生の次女ちゃんが1年生のときに教えてくれました。
フリーダムな中高一貫に通う子どもが多いmimicに衝撃が走ったので覚えています。
こちらのご家庭の3人は経験がないのでよくわかってないらしいのですが、受験が終わり気を許して成績が振るわなかった子ども対象に2学期終わりに勉強合宿があると聞きました。
智辯学園奈良カレッジの修学旅行について
智辯学園はわたしが学生の時代から修学旅行先が韓国です。
これが昨今の社会情勢から賛否あり、受験をためらってしまう家庭もあったりしました。
修学旅行に行った子どもたちは満喫してますし、韓国人の同年代の友だちとハングル文字でメールをしたりと良い意味で国際交流をしているんですが、保護者が気になってしまうパターンが多い気がしていました。
2018年より、北海道が修学旅行になりました。
もう実施済みです。
詳しくは、HPブログに掲載されています。
智辯学園奈良カレッジの修学旅行の様子はコチラからどうぞ。
社会情勢が気になっていた家庭には朗報かもしれません。
智辯学園奈良カレッジ中等部の受験情報
まず、こちらを専願で希望されている子どもがいる家庭にはプレテストを受けることを強くオススメします。
2018年は10月27日に実施されています。
来年、再来年の受験を考えてる人は塾からもお知らせがあると思いますが「秋ごろにプレテストがある」と気にしておいてください。
こちらより詳しく知ることができます。
2019年入試の募集要項ですが、ちょっと項目が多いので公式ページを貼っておきます。
こちら、インターネット出願のみですのでご注意ください。
まとめ
かなり勉強熱心な中高一貫校に分類されるかな、と思います。
今回お話を聞いたお家の長男くんは国立○○教育大学、長女ちゃんは神戸大学に現役で合格しています。
中学入学時点での五木模試の偏差値は54くらいだったと思うので、非常に伸ばしてくれる学校である、とわかると思います。
質実剛健なイメージが強く、生徒も大人しいイメージがあります。
礼儀正しくしっかりした子どもしかわたしは知りませんので、わたし的イメージはとても良いです。
やはり、下位クラスになると色々な意見が出ているのも事実かなと思います。
これらを踏まえて、受験をする方がいいなと思ったことも書きました。
しっかり伸ばしてくれますから、塾は要りません(行ってる子ももちろんいますが、今回お話を聞いたお家は塾なしです)
長女ちゃんの理科を何度か教えたんですが、とてもとても、偏差値50台の学校とは思えない質問のクオリティと勉強内容でした。
現役合格も納得です。
中学受験に詳しい人に言うなら、西大和学園ほど管理学習はしないけれど、極めて近いくらい面倒をよく見てくれる学校だと思ってください。
こちらの長女ちゃんは通塾してませんでしたが、mimicで苦手な理科とZ会Leadwayを利用していました☺
難関大対策なら、添削指導とオンライン1対1個別指導の【Z会Leadway】
難関大に強いZ会Leadwayは、通塾が大変な子どもで目標ある子に本当にオススメします。